はじめに:なぜ「炙りやII」が今、選ばれるのか



キャンプの醍醐味といえば、炭火で焼く香ばしいお肉や魚ですよね。
しかし、炭の準備や後片付けは意外と手間がかかるものです。
そんな悩みを解決し、場所を選ばず本格的な網焼きを楽しめるのが「炙りやII」です。
カセットガス(CB缶)一本で、驚くほど本格的な炉ばた焼きが再現できます。
初心者の方でも火加減の調節が簡単で、失敗が少ないのが最大の魅力です。
今回は、その魅力を余すことなくプロの視点で徹底解説します。
「炙りやII」の基本スペックと特徴
まずは、イワタニ(Iwatani)が誇る「炙りやII」の基本仕様を確認しましょう。
コンパクトながら、必要十分な火力を備えた設計になっています。
以下の表で、詳細な数値をまとめました。
炙りやII(CB-ABR-2)製品仕様
| 項目 | 詳細内容 | 備考 |
| 型番 | CB-ABR-2 | 2021年発売モデル |
| 本体サイズ | 幅 409 mm × 奥行 214 mm × 高さ 134 mm | 卓上で使いやすいサイズ |
| 商品重量 | 約 2.4 kg | 片手で持ち運び可能 |
| 最大発熱量 | 2.3 kW(2,000 kcal/h) | 安定した強火力 |
| ガス消費量 | 約 169 g/h | 気温 20 ℃ 〜 25 ℃時 |
| 連続燃焼時間 | 約 90 分 | イワタニカセットガス使用時 |
| 点火方式 | 圧電点火方式 | つまみを回すだけ |
| 安全装置 | 圧力感知安全装置 | ボンベ過熱時に自動消火 |
「炙りやII」は、直火ではなく「輻射板(ふくしゃばん)」を熱して焼く構造です。
この輻射板から放出される熱により、食材をムラなく、ふっくらと焼き上げます。
まるで本物の炭火焼きのような仕上がりを、ガスで手軽に実現できるのです。
【比較】「炙りや(初代)」と「炙りやII」の違い
旧モデルの「炙りや」を知っている方は、何が変わったのか気になりますよね。
結論から言うと、基本的な構造や火力に大きな変更はありません。
しかし、細かい部分で「使いやすさ」と「見た目」が進化しています。
新旧モデル比較表
| 比較項目 | 炙りや(旧:CB-ABR-1) | 炙りやII(新:CB-ABR-2) |
| 本体カラー | メタリックブラウン | マットブラック |
| 網の色 | シルバー(メッキ) | ブラック(フッ素加工) |
| 焼き網の互換性 | あり | あり |
| 清掃のしやすさ | 標準 | 網に焦げ付きにくい工夫あり |
| 定価(目安) | オープン価格 | オープン価格 |
最も大きな違いは、本体のカラーリングが「マットブラック」になった点です。
最近のアウトドアトレンドである「ブラックキャンプ」にも馴染むスタイリッシュな外観です。
また、付属の焼き網に汚れが落ちやすい加工が施され、お手入れがさらに楽になりました。
キャンプと自宅、両方で使える3つのメリット

「炙りやII」がこれほどまでに支持される理由は、その汎用性にあります。
キャンプ道具としてだけでなく、日常の食卓を彩る調理器具としても優秀です。
ここでは、特に注目すべき3つのメリットをご紹介します。
1. 準備と片付けが劇的に早い

炭を起こす時間は不要で、カセットガスをセットして回すだけでスタートできます。
キャンプ場に到着してすぐに「とりあえず一杯」のつまみを焼くのに最適です。
撤収時も、本体が冷めるのを待ってパーツを洗うだけなので、時短に繋がります。
2. 絶妙な「輻射熱」による本格的な味

直火が当たらない構造のため、外はパリッと、中はジューシーに焼き上がります。
焼き鳥、干物、ホタテなどの海鮮焼きも、居酒屋クオリティで楽しめます。
特に厚みのある鶏肉などを焼くと、その仕上がりの差に驚くはずです。
3. 2WAY仕様(網焼き&串焼き)

「炙りやII」には、最初から「串焼きステー」が内蔵されています。
これを立てるだけで、焼き鳥の串を安定して並べることが可能です。
一台で焼肉スタイルと焼き鳥スタイルの両方が楽しめるのは、大きな強みです。
購入前に知っておきたいデメリットと注意点
非常に便利なアイテムですが、購入前に理解しておくべきポイントもあります。
後悔しないために、以下の注意点を確認しておきましょう。
デメリット・注意点まとめ
| 注意項目 | 内容 | 対策 |
| 煙の発生 | 脂が落ちると煙が出る | 室内では換気扇の直下で使用する |
| 脂汚れ | 内部に脂が溜まりやすい | 使用前に水皿に必ず水を入れる |
| 風の影響 | 屋外では火力が安定しにくい | 風防を使うか、風の少ない場所で使う |
| ランニングコスト | カセットガス代がかかる | 安価なセット販売のガスを活用する |
最大の弱点は「煙」です。特に脂の多い豚バラ肉やホルモンを焼くと、かなりの煙が出ます。
自宅で使用する場合は、換気扇を「強」にするか、ベランダ等(規約確認必須)での使用を推奨します。
また、使用後はパーツを分解して洗う手間があることも覚えておきましょう。
美味しさを最大限に引き出す使い方とコツ
せっかく「炙りやII」を手に入れるなら、最高に美味しい状態で食べたいですよね。
いくつかのコツを意識するだけで、プロのような仕上がりになります。
- 水皿の水を忘れない: 底のトレーには必ず規定量の水を入れてください。
- 余熱をしっかり行う: 網や輻射板がしっかり熱くなってから食材を乗せます。
- 強火の使い分け: 表面を焼いたら、少し火力を弱めてじっくり中まで火を通します。
- 串のバランス: 串焼きの際は、具材の大きさを揃えるとムラなく焼けます。
特に、水皿の水は「煙を抑える」だけでなく「水蒸気でふっくら焼く」効果もあります。
途中で水がなくなったら、必ず継ぎ足すようにしましょう。
一緒に買いたいおすすめ周辺アイテム・消耗品
「炙りやII」をさらに便利に、長く使うための周辺アイテムを紹介します。
これらを揃えることで、メンテナンスや調理の幅が広がります。
推奨アクセサリー・消耗品一覧



| アイテム名 | 用途・メリット | おすすめの理由 |
| 替え網(純正/互換) | 予備の網として | 連続で焼く際に網を交換できる |
| 鉄板プレート | 焼肉や焼きそばに | 網では焼けない細かい食材に最適 |
| イワタニ カセットガス | 燃料 | 純正品は低温時でも火力が安定する |
| セスキ炭酸ソーダ | お掃除用 | 頑固な油汚れを簡単に落とせる |
| 収納ケース | 持ち運び・保管 | キャンプへの持ち出しが劇的に楽になる |
特に、社外品で販売されている「極厚鉄板」を組み合わせるのも人気です。
網焼きとはまた違った、ステーキハウスのような焼き上がりを楽しむことができます。
まとめ:炙りやIIで日常をちょっと贅沢に

イワタニの「炙りやII」は、まさに「大人の遊び道具」と言える名作です。
キャンプでのサブ調理機としても、自宅での贅沢な晩酌のお供としても、これ以上の選択肢はありません。
最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- カセットガスで手軽: 準備1分、片付けも簡単。
- 圧倒的な美味しさ: 輻射熱で居酒屋の味を再現。
- ブラックカラーが渋い: キャンプギアとしての所有感も抜群。
- 煙対策は必須: 室内では換気に十分気をつける。
週末、お気に入りの飲み物を用意して、目の前でじっくりと肉を育てる時間。
「炙りやII」があれば、そんな至福のひとときがいつでも手に入ります。
あなたも今日から、極上の「炙りライフ」を始めてみませんか?

