冬の冷え込むキャンプ場で、テントから真っ直ぐに伸びる煙突。
その中では、パチパチとはぜる薪の音と、体の芯まで温まる心地よい熱気。
今回は、ソロキャンパーが「本当に買ってよかった」と思える薪ストーブの選び方を伝授します。
なぜソロキャンプに「煙突付き」薪ストーブが必要なのか

冬のソロキャンプを快適にするギアは数あれど、薪ストーブは別格の存在です。
まず、煙突があることで燃焼ガスをテントの外へ安全に排出できます。
これにより、冷気を遮断した幕内で圧倒的な暖かさを享受できるのです。
また、煙突から出る煙はキャンプならではの風情を演出してくれます。
天板を利用すれば、ケトルで湯を沸かしたり、スキレットで肉を焼くことも可能です。
調理と暖房を一台でこなせるのは、荷物を減らしたいソロにとって大きな利点です。
さらに、窓から見える炎は、一人で過ごす夜の最高のパートナーになります。
焚き火と違い、風の影響を受けずに安定した火を眺められるのは薪ストーブの特権です。
この暖かさと癒やしを知ると、もう冬のキャンプに薪ストーブは手放せません。
失敗しない!ソロ向け薪ストーブ選びの4つのチェックポイント
ソロ用として選ぶ際に、後悔しないための基準を4つにまとめました。
1. 素材の特性(ステンレス vs チタン)
「重さ」と「耐久性」のどちらを優先するかで素材が決まります。
| 素材 | 主な特徴 | メリット | デメリット |
| ステンレス | 頑丈で安定感がある | 熱で歪みにくく長寿命 | 重いため車移動が前提 |
| チタン | 驚異的な軽さ | 錆びにくく携帯性に優れる | 価格が高く熱で歪みやすい |
2. 重量と収納サイズ

バックパック派なら 3.0 kg 以下のチタン製が理想です。
車での移動であれば、10.0 kg 前後のステンレス製でも十分扱えるでしょう。
自分の移動手段に合わせて、無理のない重さを選ぶことが継続して使うコツです。
3. 煙突の収納構造
煙突には「継ぎ足し式」と、一枚の板を丸める「巻き煙突」があります。
| 煙突タイプ | 特徴 | 適したスタイル |
| 継ぎ足し式 | 筒を連結させる | 安定性と設営のしやすさ重視 |
| 巻き煙突 | 筒状に丸めて収納 | 究極のコンパクトさと軽さ重視 |
4. ガラス窓の面積

炎を楽しむなら、前面だけでなく側面にもガラス窓があるモデルがおすすめです。
薪の残量確認が容易になり、調理中の火加減調整もしやすくなります。
視覚的な満足度が、キャンプの質を大きく左右します。
【徹底比較】ソロ向け煙突付き薪ストーブおすすめ5選
現在、ソロキャンパーから絶大な支持を得ている5モデルを厳選しました。
特にMt.SUMIのステンレスモデルやPomolyのチタンモデルは要チェックです。
人気モデルスペック一覧
| 商品名 | メーカー | 素材 | 重量 | 収納サイズ |
| ウッドストーブ サイドビュー M | テンマクデザイン | ステンレス | 9.0 kg | 380 × 200 × 200 mm |
| T1 Mini 3 | Pomoly | チタン | 2.1 kg | 300 × 200 × 50 mm |
| ノマドビュー M | Winnerwell | ステンレス | 9.4 kg | 380 × 200 × 210 mm |
| アウトドア薪ストーブ MICRO 2 | Mt.SUMI | ステンレス | 6.7 kg | 290 × 225 × 215 mm |
| ポータブル薪ストーブ | Soomloom | ステンレス | 7.5 kg | 370 × 170 × 255 mm |
各モデルの詳細解説
1. テンマクデザイン「ウッドストーブ サイドビュー M」

横窓からも炎が見える、日本の薪ストーブブームの火付け役です。
ステンレスの質感が高く、非常に堅牢な作りが特徴です。
豊富なオプションにより、お湯を常時沸かせるウォータータンクの装着も可能です。
2. Pomoly「T1 Mini 3」

「マイクロストーブ」として親しまれる、超軽量チタンモデルの代表格です。
燃焼室を平らに折りたためるため、バックパックの隙間に収納できます。
徒歩やバイクでのキャンプでも薪ストーブを楽しめる、革新的な一台です。
3. Winnerwell「ノマドビュー M」

機能美を追求したデザインで、世界中にファンを持つモデルです。
脚を広げるだけのワンタッチ設営が可能で、ガタつきが一切ありません。
高品質なステンレスを使用しており、錆びにくく手入れがしやすいのも魅力です。
4. Mt.SUMI「アウトドア薪ストーブ MICRO 2」

「フォールディング」機能を備えた、多機能なステンレスモデルです。
薪ストーブ、焚き火台、グリルの3WAYで使えるのが最大の特徴です。
ステンレス製で耐久性が高く、初めての薪ストーブとしても非常に優秀です。
5. Soomloom「ポータブル薪ストーブ」

圧倒的なコストパフォーマンスで、初心者の強い味方となる一台です。
ステンレス製でガラス窓も備えており、基本性能がしっかりしています。
浮いた予算で、高品質な薪や周辺アクセサリーを揃えるのも賢い選択です。
知っておきたい!薪ストーブを安全に楽しむための必須ルール
薪ストーブの使用には、守るべき重要な安全ルールがあります。
一酸化炭素中毒の徹底防止
テント内での火気使用は、常に一酸化炭素中毒のリスクが伴います。
必ず一酸化炭素チェッカーを「頭の高さ」と「ストーブ付近」の2箇所に設置しましょう。
また、換気のためにテントの上下にあるベンチレーターを必ず開放してください。
幕避けと防火対策


煙突の熱でテントが溶けたり燃えたりするのを防ぐため、幕避けの設置は必須です。
| 対策グッズ | 役割 |
| 煙突プロテクター | 煙突の熱を幕体に直接伝えないようにガードする |
| スパークアレスター | 煙突先端からの火の粉を抑え、テントの穴あきを防ぐ |
| スパッタシート(焚き火シート) | ストーブの下に敷き、地面や芝生の熱ダメージを防ぐ |
まとめ:理想の薪ストーブで特別な冬の夜を過ごそう

煙突付き薪ストーブは、ソロキャンプに「最高の暖かさ」と「贅沢な時間」を運んでくれます。
最後に、選び方のポイントを振り返りましょう。
- 軽さで選ぶなら: Pomoly「T1 Mini 3」などのチタン製
- 多機能さで選ぶなら: Mt.SUMI「MICRO 2」などのステンレス製
- 安定感で選ぶなら: テンマクデザインやWinnerwellの定番モデル
ご自身のキャンプスタイルにぴったりの一台を見つけて、この冬は最高の「おこもりキャンプ」を楽しんでください。



