スタッフバッグとは? その基本的な役割
スタッフバッグ(Stuff Bag / Stuff Sack)という言葉を耳にしたことはありますか?
これは主に、登山やキャンプ、旅行などで荷物を整理・収納するために使われる「小分け用の袋」のことです。
「スタッフ(Stuff)」には「(動詞)詰め込む」や「(名詞)持ち物」といった意味があります。
その名の通り、雑多になりがちな衣類や食料、小物を効率よく詰め込み、バックパック(ザック)やスーツケースの中を整理整頓するためのアイテムです。
単なる袋と侮ってはいけません。
素材や形状、機能性に様々な種類があり、これらを使いこなすことで荷物管理の効率が飛躍的に向上します。
なぜ必要? スタッフバッグがもたらす 5つのメリット
「荷物を分けるだけなら、ビニール袋やエコバッグでも良いのでは?」と思うかもしれません。
しかし、専用に設計されたスタッフバッグには、それらにはない明確な利点があります。
ここでは、スタッフバッグがもたらす 5つのメリットを紹介します。
- 圧倒的な整理整頓力カテゴリごと(例:衣類、食料、ガジェット類)に荷物を分けることで、必要な物を瞬時に取り出せます。
- 荷物の保護(防水・防汚)防水性の高いモデルを使えば、突然の雨や、ザック内で水筒が漏れた場合でも中身を守ることができます。また、汚れた衣類を分ける際にも役立ちます。
- スペースの効率化(圧縮)コンプレッション(圧縮)機能付きのバッグは、衣類や寝袋などをコンパクトに圧縮し、ザックの容量を節約します。
- パッキングの時短「これは赤のバッグ」「食料は青のバッグ」と決めておけば、パッキングや荷解き(アンパッキング)の時間が大幅に短縮されます。
- 重量管理の容易さ荷物を小分けにすることで、一部の荷物(例:山頂アタック用の荷物)だけを取り出したり、重量バランスを調整したりするのが容易になります。
【徹底比較】失敗しないスタッフバッグの選び方 6つのポイント
スタッフバッグは種類が非常に多く、どれを選べば良いか迷ってしまいます。
ここでは、選定時にチェックすべき 6つの重要なポイントを解説します。
自分の目的や用途に合ったものを見つけるための基準にしてください。
ポイント1:素材(耐久性・防水性・重量)

バッグの性能を最も左右するのが素材です。
軽量性を求めるか、耐久性や防水性を求めるかで、選ぶべき素材が変わってきます。
| 項目 | 詳細 |
| 軽量性重視 | シリコンコーティングされたナイロン(シルナイロン)や、キューベンファイバー(DCF)が主流です。持っていることを忘れるほど軽く、荷物の総重量を減らしたい場合に最適です。 |
| 耐久性重視 | 少し厚手のナイロン(デニール数が高いもの)や、ポリエステル素材が選ばれます。岩場での擦れや、頻繁な出し入れにも耐える強度があります。 |
| 防水性重視 | 生地の内側にポリウレタン(PU)コーティングが施されたものや、縫い目にシームテープ処理がされたものが必須です。 |
ポイント2:容量(サイズ)

スタッフバッグの容量は「リットル(L)」で表記されるのが一般的です。
大きすぎると中で荷物が暴れ、小さすぎると入らないため、適切なサイズ選びが重要です。
- 1〜3リットル(Sサイズ):小物類(ガジェット、応急セット、洗面用具)
- 5〜8リットル(Mサイズ):着替え(Tシャツ、下着)、食料(行動食)
- 10〜15リットル(Lサイズ):防寒着(ダウン、フリース)、調理器具(クッカーセット)
- 20リットル以上(XLサイズ):寝袋、テント本体など
ポイント3:形状

主な形状は「丸底(円筒形)」と「角底(四角形)」の 2種類です。
| 形状 | 特徴 | おすすめの収納物 |
| 丸底(円筒形) | 最も一般的で、衣類や寝袋など、形が定まっていないものを詰めやすいです。ザックのメイン気室に「立てて」収納するのに適しています。 | 衣類全般、寝袋、食料 |
| 角底(四角形) | パッキングした際にデッドスペースが生まれにくいのが特徴です。特にスーツケースや、四角いザックでの整理に優れています。 | 箱物(レトルト食品)、書籍、平らに畳んだ衣類 |
ポイント4:開閉方法

荷物の出し入れのしやすさや、防水性に関わる部分です。
- ドローコード式:最も一般的で、素早い開閉が可能です。ただし、口の部分から水が侵入しやすい欠点があります。
- ロールトップ式:開口部を 2〜3回折り返してバックルで留める方式です。防水性が非常に高く、中身の量に応じて全体のサイズを調整できるメリットもあります。
ポイント5:機能性
特定の目的に特化した機能も存在します。
| 機能 | 特徴 |
| コンプレッション(圧縮) | バッグの側面に付いたストラップを引き締めることで、中身(主に衣類や寝袋)を強力に圧縮します。 |
| メッシュ(通気性) | バッグの一部または全体がメッシュ素材でできており、通気性に優れます。濡れた衣類や、湿気を嫌うアイテムの保管に適しています。 |
| ビューウィンドウ(透明窓) | バッグの一部が透明になっており、開けなくても中身が確認できます。似たようなバッグを複数持つ場合に便利です。 |
ポイント6:色(カラー)

機能とは直接関係ありませんが、色分けは非常に重要です。
「赤は応急セット、青は食料、黄色は着替え」というように、自分なりのルールを決めることで、視認性が格段に向上します。
中身が透けて見える、明るい色(ライムグリーンやオレンジなど)も人気があります。
主要素材の特徴とメリット・デメリット
選び方のポイントでも触れた「素材」について、さらに詳しく掘り下げます。
代表的な 3つの素材グループの特徴を比較表にまとめました。
| 素材分類 | 具体的な素材名 | メリット | デメリット | 主な用途 |
| 軽量ナイロン系 | シルナイロン (Silnylon) (30Dナイロンなど) | – 非常に軽量 – しなやかで収納しやすい – 比較的手頃な価格 | – 突き刺しにやや弱い – コーティングが経年劣化する | 汎用(衣類、小物) 軽量化重視の登山 |
| 高耐久ナイロン系 | コーデュラナイロン (210Dナイロンなど) | – 摩擦や引き裂きに強い – 防水性が高いモデルが多い | – 重量がある – 生地が硬く、かさばる | ギア類(ペグ、クッカー) ハードな環境での使用 |
| 超軽量・特殊系 | DCF (ダイニーマ) (旧キューベンファイバー) | – 圧倒的な軽さ – 高い防水性 – 引き裂き強度が非常に高い | – 非常に高価 – 摩擦にはやや弱い – 独特のシワ感がある | ウルトラライト(UL)装備 絶対に濡らしたくない物 |
容量(サイズ)別 おすすめ収納アイテム早見表
「〇リットル」と言われても、具体的に何が入るのかイメージしにくいかもしれません。
一般的な登山のパッキングを想定した、サイズ別の収納例を一覧表にしました。
| 容量(L) | 分類 | おすすめ収納アイテム例 |
| 1〜2 L | SS | – ファーストエイドキット(応急セット) – 洗面用具(歯ブラシ、小型石鹸) – モバイルバッテリー、ケーブル類 – ヘッドライト、予備電池 |
| 3〜5 L | S | – 1日分の行動食(ナッツ、エナジーバー) – 着替え(下着、靴下 1セット) – トイレットペーパー(芯抜き) |
| 8〜10 L | M | – 防寒着(薄手ダウン、フリース) – 1泊 2日分の着替え – クッカー、ストーブ、ガス缶セット – 1〜2食分の食料(アルファ米など) |
| 13〜15 L | L | – レインウェア上下 – 複数日分の着替え |
| 20 L〜 | XL | – 夏用シュラフ(寝袋) – テント本体(フライシートと別々) |
【ワンポイント・アドバイス】
サイズ選びで迷った場合は、「大は小を兼ねる」と考えず、「ジャストサイズ」か「やや小さめ」を選ぶのがコツです。
大きすぎるバッグは、中で荷物が動き回り、パッキングが不安定になる原因になります。
衣類などは、少し窮屈なくらいのバッグに「詰め込む」ように入れると、コンパクトにまとまります。
目的で選ぶ! 機能別スタッフバッグ 3タイプ
スタッフバッグは、その機能によって大きく 3つのタイプに分類できます。
それぞれの特徴と、おすすめの活用シーンを紹介します。
タイプ1:スタンダード(汎用)タイプ
最も一般的で、種類も豊富なタイプです。
ドローコード式の開閉部と、シルナイロンなどの軽量な生地で構成されています。
まずはこのタイプから揃えるのがおすすめです。
- 特徴:軽量、安価、開閉が容易
- 弱点:防水性が低い(ドローコードの隙間、生地の耐水圧)
- おすすめシーン:衣類、小物、食料など、濡れても致命的ではないものの仕分け
タイプ2:ウォータープルーフ(防水)タイプ
開閉部がロールトップ式になっており、生地自体に高い防水コーティング(シームテープ処理)が施されたタイプです。
悪天候時の登山や、カヤックなどのウォータースポーツでも中身を確実に守ります。
- 特徴:極めて高い防水性、開閉部を圧縮してサイズ調整可能
- 弱点:スタンダードタイプより重く、高価。開閉に手間がかかる。
- おすすめシーン:絶対に濡らせない物(寝袋、ダウンジャケット、電子機器、着替え)
タイプ3:コンプレッション(圧縮)タイプ

バッグ本体の側面に 4本程度のストラップが付いており、これを引き締めることで中身を強力に圧縮します。
特に、かさばる衣類や寝袋の収納に威力を発揮します。
- 特徴:荷物の体積を劇的に減らせる
- 弱点:重い。圧縮に時間がかかる。中身がシワだらけになる。
- おすすめシーン:寝袋(シュラフ)、防寒着(ダウン、フリース)、テント本体
【機能別 比較まとめ表】
| タイプ | 開閉方法 | 主な機能 | 重量 | 価格 | おすすめ度 |
| スタンダード | ドローコード | 整理・仕分け | 軽い | 安い | ★★★(まずコレ) |
| ウォータープルーフ | ロールトップ | 防水・防湿 | 普通〜重い | 高い | ★★☆(必須アイテム) |
| コンプレッション | ストラップ併用 | 圧縮・省スペース | 重い | 高い | ★☆☆(必要に応じて) |
主要ブランド別 スタッフバッグの特徴比較
スタッフバッグは、多くのアウトドアブランドから発売されています。
ブランドごとに強みや特徴が異なります。代表的な 5つのブランドを比較しました。
| ブランド名 | 国 | 特徴 | 強み・代表モデル |
| Sea to Summit (シートゥサミット) | オーストラリア | スタッフバッグの王様。種類・機能・サイズ展開が圧倒的。シルナイロンにPUコーティングを施した「ウルトラシル」シリーズが有名。 | – 高い防水性と軽量性の両立 – eVent(防水透湿素材)を使った圧縮バッグ |
| Osprey (オスプレー) | アメリカ | バックパックで有名なブランド。ザックの形状に合わせた「四角形(角底)」のスタッフバッグに強み。デッドスペースをなくすパッキングが可能。 | – 四角い形状 – 高い耐久性 |
| mont-bell (モンベル) | 日本 | 高品質ながら手頃な価格帯が魅力。「U.L.スタッフバッグ」は、日本の登山者にとって定番中の定番。防水モデルの「アクアペル」も人気。 | – コストパフォーマンス – 入手性の良さ |
| EXPED (エクスペド) | スイス | 防水スタッフバッグ(ドライバッグ)の先駆者。ロールトップ式で、中身が見える透明窓(ビューウィンドウ)付きモデルなど、独創的な製品が多い。 | – 完璧な防水性能 – 独創的な機能(透明窓) |
| Granite Gear (グラナイトギア) | アメリカ | ウルトラライト(UL)思考のブランド。非常に軽量な「シルコンプレッサー」など、軽量化と機能性を追求した製品が多い。 | – 軽量な圧縮バッグ – 高い耐久性 |
達人が実践するパッキング術と色分けのコツ

スタッフバッグを手に入れたら、次は効率的なパッキング(荷詰め)技術を身につけましょう。
いくつかの簡単なルールを守るだけで、ザックの使いやすさは劇的に変わります。
1. 「色分け」のルールを固定する
最も重要かつ簡単なテクニックです。
中身によって色を決めておきます。
- 例1:機能で分ける
- 赤:緊急用(ファーストエイド、ヘッドライト)→ 緊急時に目立つ色
- 青:水・食料関係 → 水を連想する色
- 黄:衣類 → 明るく中身が見やすい色
- 黒:汚れた物、ゴミ
- 例2:使用頻度で分ける
- 暖色系(赤・オレンジ):使用頻度が高いもの(行動食、レインウェア)
- 寒色系(青・緑):使用頻度が低いもの(着替え、寝袋)
2. 「立てる収納」を意識する
ザックの底から荷物を積み重ねていませんか?
その方法では、下の物を取り出すために全ての荷物を出す必要があります。
スタッフバッグは、ザックの中で「立てて」収納するのが基本です。
これにより、ザックの上部を開けるだけで、目的のバッグに直接アクセスできます。
3. 防水バッグは「空気抜き」を忘れずに
ロールトップ式の防水バッグは、空気が抜けにくい構造になっています。
荷物を入れたら、一度軽く口を閉じ、バッグ本体を膝などで押さえつけながら余計な空気を抜きます。
空気が抜けたら、素早く口を 3回以上折り返してバックルを留めましょう。
4. コンプレッションバッグの使い所
圧縮バッグは非常に便利ですが、注意点もあります。
- ダウン製品(寝袋やダウンジャケット)を圧縮しすぎると、保温力の低下につながる可能性があります。保管時は必ず圧縮を解いてください。
- 圧縮されたバッグは、硬くなり、ザック内の隙間を埋めにくくなります。ザックの形状に合わせて配置を工夫する必要があります。
スタッフバッグのパッキング実践例(シーン別)
具体的に、どのような荷物をどのバッグに入れるか、シーン別の割り当て例を表にしました。
シーン1:日帰りハイキング (ザック容量 20〜30 L)
| 荷物カテゴリ | 収納アイテム | 推奨バッグタイプ | 容量目安 |
| 緊急用 | ファーストエイド, ヘッドライト | スタンダード (赤) | 1 L |
| 防寒着 | 薄手ダウン, フリース | スタンダード | 5 L |
| 食料 | 行動食, 予備食 | スタンダード (メッシュ) | 3 L |
| レインウェア | レイン上下 | 防水ロールトップ | 8 L |
| その他 | モバイルバッテリー, 地図 | スタンダード (S) | 2 L |
シーン2:山小屋 1泊 (ザック容量 40〜50 L)
| 荷物カテゴリ | 収納アイテム | 推奨バッグタイプ | 容量目安 |
| 寝具 (※) | 軽量シュラフ (インナー等) | コンプレッション | 10 L |
| 着替え | 下着, 靴下, 室内着 | スタンダード | 5 L |
| 洗面用具 | 歯ブラシ, タオル | スタンダード (メッシュ) | 2 L |
| 食料 | 2日分の行動食, 嗜好品 | スタンダード | 5 L |
| 防水必須 | 電子機器, 予備着替え | 防水ロールトップ | 5 L |
| その他 | (日帰り装備に準ずる) | – | – |
| ※山小屋泊でも、インナーシュラフなどを持参する場合を想定 |
長く愛用するために知っておきたいお手入れ方法
スタッフバッグも、使い続ければ汚れたり、機能が低下したりします。
適切なお手入れで、長く愛用しましょう。
1. 基本は「拭き洗い」
スタッフバッグの多くは、生地の裏側に防水コーティングが施されています。
洗濯機で激しく洗うと、このコーティングが剥がれてしまう原因になります。
- 汚れた場合は、ぬるま湯に中性洗剤を薄く溶かし、布に含ませて優しく拭き取ってください。
- 内側の汚れがひどい場合は、バッグを裏返しにして、同様に拭き取ります。
2. すすぎと乾燥
- 洗剤が残らないよう、固く絞った濡れタオルで清拭きします。
- 絶対に乾燥機やドライヤーの熱風を当ててはいけません。コーティングが溶けたり、生地が縮んだりします。
- 必ず、風通しの良い日陰で「裏返した状態」で吊るし干しし、内側を完全に乾かします。
- 内側が乾いたら、表に戻して外側も乾かします。
3. 保管方法
- 湿気はカビやコーティング劣化(ベタつき)の最大の敵です。
- 長期間使用しない場合は、完全に乾燥させた状態で、購入時のメッシュケースなど、通気性の良い場所で保管してください。
- 防水バッグを密閉した状態で保管するのは避けましょう。
【お手入れ方法 まとめ表】
| 項目 | OK (推奨) | NG (非推奨) |
| 洗い方 | – 中性洗剤での拭き洗い – ぬるま湯での手洗い (優しく) | – 洗濯機での洗浄 – 漂白剤の使用 |
| 乾燥 | – 風通しの良い日陰で吊るし干し | – 乾燥機の使用 – アイロン、ドライヤーの使用 – 直射日光での長時間の乾燥 |
| 保管 | – 完全に乾燥させる – 通気性の良い場所 | – 濡れたまま、湿ったままの保管 |
よくある質問 (FAQ)
Q1. 100円ショップの袋やジップロックではダメですか?
A1. 目的によりますが、専用品をおすすめします。
100円ショップの袋(パッキング用)も便利ですが、登山などの過酷な環境では、耐久性や防水性に不安が残ります。
ジップロックは防水性・視認性に優れ、小物整理には最適ですが、繰り返し使用すると穴が開きやすく、衣類などの収納には不向きです。
「スタッフバッグの耐久性」と「ジップロックの防水性・視認性」を、適材適所で使い分けるのが最善です。
Q2. 最初に買うなら、どのサイズ・種類がおすすめですか?
A2. まずは「スタンダードタイプ」の 5〜8リットルを 1枚、そして「防水(ロールトップ)タイプ」の 10リットル前後を 1枚、合計 2枚から始めることをおすすめします。
- 5〜8 L:着替えや小物入れとして万能
- 10 L 防水:レインウェアや防寒着など、絶対に濡らしたくない物の収納これらを使いながら、自分に必要なサイズや機能を追加していくのが効率的です。
Q3. 寝袋(シュラフ)は、付属の袋から出して圧縮バッグに入れるべきですか?
A3. はい、多くの場合その方がコンパクトになります。
寝袋に付属している収納袋は、あくまで「標準的な」収納袋です。
別売りのコンプレッションバッグ(圧縮バッグ)を使うことで、さらに体積を小さくできる可能性があります。
ただし、Q4で述べた通り、ダウンのロフト(ふかふか感)を損なうリスクもあるため、過度な圧縮は推奨されません。
防水性の高い圧縮バッグに入れることで、ザック内での浸水から寝袋を守るというメリットもあります。
まとめ:自分に合ったスタッフバッグで、快適な旅へ

スタッフバッグは、登山のパッキングにおける「縁の下の力持ち」です。
地味なアイテムに見えますが、これを使いこなせるかどうかで、荷物管理の快適さは天と地ほどの差が出ます。
素材、サイズ、機能、そして色。
無数にある選択肢の中から、自分のスタイルや目的に合った最適な組み合わせを見つけるのも、アウトドアの楽しみの一つです。
この記事を参考に、あなたも「スタッフバッグ・マスター」を目指してみませんか?
バックパックを開けた瞬間、整然と並んだカラフルなバッグたちが、あなたを待っています。
脚注
[1] 本記事は、一般的なアウトドア用品の知識に基づき構成されています。特定の製品の仕様については、各メーカーの公式情報をご確認ください。


